【しつけ】愛犬が失敗した時のベストな叱り方

「犬も歩けば棒に当たる」ということわざがあるように、犬だって時には失敗をします。
トイレの場所を間違えたり、散歩していて落ちていた物を食べてしまったり…。
こんな失敗をしてしまった時、どう対処すべきなのでしょうか。

犬が失敗した時にしてはいけないこと

愛犬をしつける際に、失敗した時に「ダメでしょ!」と大声を出して怒ってしまう飼い主さんがいます。
犬は、「ダメ」の意味がわかりません。
さらに、「ダメ」と声上げた飼い主が“大声を出して「喜んでいる」”と勘違いしてしまい、犬はその失敗をよいことだと思い込んでしまうことがあります。
ダメ!と叱ったつもりが、かえって“遊んでくれる、構ってくれる”ものと認識されてしまっては、逆効果となってしまうのです。

このように、勘違いされたまま叱り続けていては、いつまでたっても愛犬がその失敗を繰り返すことになります。
なかなか愛犬の失敗が直らないと悩んでいる方は、一度、ご自分の「叱り方」を見なおしてみましょう。

どうやって「しつけ」をすべき?

では、愛犬が失敗してしまった時は、どうすればよいのでしょうか。
大切なことは2つ。
「低く小さな声で叱る」ことと、「短時間で叱る」この2つだけです。

犬が失敗したら、飼い主さんは慌てずに低い声で「ダメ」と短く叱りましょう。
「ダメ」、または「NO」でも構いませんが、失敗したと伝える言葉はいつも同じにします。
家族の間でも同じ言葉を使うようにして、統一しましょう。

そして、ダメという言葉を言うのは3回まで。
失敗した物、もしくは場所へ連れていき、低い声で叱る行為を1分以内で済ませると、犬は「怒られたんだ」と理解します。
そして、犬がいつもは失敗してしまうポイントや行為で正しいことができたら、今度は大きな声で褒めて、おやつなどのご褒美をあげましょう。

正しく叱って、大きく褒めながら、愛犬が何がよくて悪いかしっかり理解できるようにしつけを行っていきましょう。

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