【しつけ】愛犬が上手にお留守番できるようにするためには?

多くの愛犬家の方が、愛犬のお留守番について悩みを抱えています。
日中、飼い主や家族が仕事や学校へ出かけて一匹になると、ストレスを感じて問題行動を起こす犬がいます。
大暴れして家の中を荒らしたり、体調を崩したりと、飼い主さんはもちろん困りますが、何より犬にとってもかわいそうです。

人も犬も不安なく過ごすために、愛犬を上手にお留守番させるポイントをご紹介します。

お留守番が好きになるポイントは「留守を楽しませる」

お留守番の間は、ケージやサークルに犬を入れるようにします。
「ケージやサークルに閉じ込めてお留守番させるのはかわいそう」と考える人もいるかもしれません。
しかし、お留守番をさせている間、ケージの外、つまり部屋の中で好き放題暴れまわったり、汚したりするのを防ぐことができます。
かわいそうという考え方を変え、ケージの中で犬がストレスを抱えないようにしてあげればよいのです。
そのためには、愛犬に、ケージやサークルの中は楽しい場所であることを教えてあげましょう。

まず、ケージの中に入ったら、たくさん褒めてあげ、おやつをあげるように習慣づけます。
ケージに入るとよいことがある、とわからせてあげれば効果的です。
さらに、ケージ内には一人で遊べるおもちゃを置いておきます。
愛犬がひとりで寂しくても、おもちゃがあれば遊んで楽しいと感じることができます。
これを繰り返すことで、愛犬は「お留守番の時におやつをもらえる、お留守番している間、ケージの中は楽しい」と認識するようになり、ケージやサークルを嫌がらなくなります。

また、愛犬にお留守番をさせたら、必ず飼い主が戻ってくることを理解させます。
帰宅したらお留守番できたことを褒めて、おやつをあげ、たくさんスキンシップをしてあげます。
安心感を与えることで、愛犬はお留守番中にストレスを抱えずにいられるようになります。

メリハリをつけて可愛がるようにしよう

愛犬は可愛いものですが、甘やかしすぎるとワガママになってしまいます。
先に紹介したおもちゃやおやつの使い方も同様です。
特におやつなどはあげすぎると、もらったときの喜びが薄れていきますので、あげるときはメリハリをつけるようにします。
メリハリをつけて可愛がることで、犬は良し悪しの判断ができるようになり、精神的にも成長していきます。
離れる時間ができるお留守番は、愛犬が成長できるよい機会といえるでしょう。

犬と人間が一緒に暮らすのは簡単ではありません。
しかし、お互いのことを理解できるようになると、理想的な共同生活ができるようになります。
上手な飼い方と育て方を覚え、よい子に育てて行きましょう。

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