【飼い方】犬と猫を一緒に飼うために知っておきたいこと

犬も猫も両方大好き!な方の場合、両方飼おうと思うのは自然なことです。
TVなどで仲良くしている犬と猫を見たことがあるし、大丈夫だろう…と思いがちですが、実際にはそう簡単ではありません。
それでは、犬と猫を一緒に飼うためには、どのようなことに気をつければいいでしょうか。

年齢や迎え入れる順番に気をつける

社会化期(しゃかいかき)という言葉をご存知ですか?
社会化期とは、犬や猫が他の犬や猫、人間などに対して友好的な感情を抱くようになる期間のことで、社会に慣れるために重要な期間です。
一般的に犬は生後から3ヶ月、猫は2ヶ月までが社会化期とされ、この時期に犬と猫を一緒に飼い始めれば、お互い一緒にいることが自然な状態になります。
このため、それぞれが子犬、子猫の頃から飼い始めるのが共存をするのに一番スムーズな方法と言えます。

成犬がすでにいて、後から子猫を迎え入れる場合でも、友好的で面倒見のよい犬であれば共存が成功する可能性が高いでしょう。
この逆のパターンの場合は難しいと言われていますが、猫の性質にも個体差がありますので、必ずしも失敗するとは限りません。

仲良くさせようと無理はしない

まず第一に、犬と猫はそもそも種類が異なるため、仲良くなるケースはあまりありません。
もちろん、相性の問題もあるため、時間が経てばそのうちお互いを理解し親しくなるケースもあります。
仲良くなるまで1年以上かかる場合もあるようですが、決して不可能なことではないようです。

もしも性格的に共存が難しいのであれば、無理をしない範囲で少しずつ触れ合う機会を与えていくのが望ましいです。
残念ながら喧嘩をしてしまうほど仲が悪い場合や、そうでなくても飼い主さんが見ていない間は、犬と猫の生活空間を分けるなどの工夫をしながら、犬、猫それぞれにストレスがないように配慮してあげましょう。

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