【愛犬と暮らすQ&A】ブラシから逃げてしまいグルーミングができません

Q.ブラシから逃げてしまいグルーミングができません

愛犬にブラシをかけようとしても、ブラシから逃げてしまいグルーミングができません。
どうしたらいいでしょうか?

A.少しずつブラシに慣れさせていきましょう

人間が身だしなみを整えるように、愛犬も日々のお手入れが欠かせません。
多くの飼い主さんが意外と疎かにしてしまいがちなのが、このグルーミングです。
特に、スムース毛や短毛種の場合、ブラッシングが必要ないと考える飼い主さんは多く、これまでブラシをかけたことがないという人もいることでしょう。
グルーミングは単に被毛をとかしたり、綺麗に整えるためのものではありません。
ブラシやコームを使って犬の毛をとかすことで、皮膚をマッサージし、結構を促進する効果があります。
さらに、飼い主さんに優しく触れられて愛犬が心地よく感じ、親密さと信頼関係が深まります。
愛犬の健康維持と、飼い主さんとの良好なコミュニケーションを保つためにも、毎日のブラッシングはとても大切なのです。

犬がブラシから逃げてしまう場合は、ブラシに慣れていないため警戒しているので、無理に押し付けるのはやめましょう。
子犬のうちからグルーミングをしてブラシに慣らしておくのが理想的ですが、そうでない場合は時間がかかりますが、少しずつブラシを近づけて、害がないことをわからせていきます。
犬がブラシを警戒しなくなったら、まずはブラシを体に当てて、大人しくしていたらたくさん褒めてご褒美をあげましょう。
少しずつブラシで被毛をとかし、褒めてご褒美をあげることを繰り返していくうちに、グルーミングが気持ちよく、嬉しいものだとわかります。

しつけの基本は、少しずつ、根気よく、できたら褒める、の繰り返しです。
これを心がけて、愛犬にグルーミングに慣れさせましょう。

⇒愛犬との絆を深めるグルーミングの大切さ

 

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