叱るのはNG!愛犬がトイレに失敗した時のしつけ方

愛犬との快適な生活において、トイレのしつけは特に大切です。
猫と違い、犬はトイレを自分で覚えることはしません。
小さい頃から、しっかりとトイレのしつけを行い、決まった場所でおしっことうんちをするしつけを行いましょう。
もちろん、トイレの場所を覚えるまでは失敗してしまうことも何度かあります。
こんな時、間違った反応をしてしまうと、トイレのしつけ自体を失敗してしまう可能性があります。

トイレを失敗してしまった時のしつけ方

まず、愛犬がトイレを失敗しても絶対に叱ってはいけません。怒っても、犬には伝わりません。
飼い主さんが遊んでくれているものと勘違いして、またトイレの失敗を繰り返すようになってしまうこともあるでしょう。
逆に、飼い主さんがとても恐ろしくて、トイレをしてはいけないものだと思い、飼い主さんの前ではしなくなってしまう場合もあります。
トイレをしなくなってしまっては、トイレのトレーニング自体ができなくなってしまいますので避けたい事態です。
このように、トイレの失敗後の大きな反応は、トイレのしつけの失敗に繋がるため、まずは、すぐに反応しないでいることが大切です。
慌てずに、少し時間がたったら静かに片付けます。ワンちゃんが見ていない時に片付けると、なおよいでしょう。

愛犬にトイレのしつけを成功させるためには、どこでトイレをしたら褒められたり楽しいことが待っていて、どこでトイレをしても構ってもらえないかをわからせてあげることが重要です。
愛犬がそわそわトイレをしたそうにしたら、トイレの場所に連れていき、上手におしっこやうんちができたら大げさに褒めることを繰り返せば、次第にトイレの場所を自覚できるようになります。
一回や二回ですぐに覚えるようなことではありませんので、繰り返し教えていく忍耐力が必要です。

食糞行動の対処法

子犬は、まれに自分のうんちを食べてしまうことがあります。
成犬になったらほぼ食糞行動はなくなると思いますが、食糞行動に繋がる主な理由を知りることで、原因と思われる状況を改善することでやめさせることができます。

■食糞行動の主な理由
・食事の量が少ない/少ない
・暇つぶし、ストレス解消
・飼い主にかまってもらいたいから
・飼い主に怒られたから

食事に起因するようであれば、食事の量を調整することで対処が可能です。
暇やストレス、寂しさが起因であれば、一緒に遊ぶ時間を増やしてみましょう。
どのような対処をしても食糞行動が落ち着かず心配であれば、獣医師さんへの相談をおすすめします。

 

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